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 日経情報ストラテジー

 ウォール・ストリート・ジャーナル

第36回 インタラクティブ・ミーティング

テーマ
『顧客志向の新製品開発』   
開催日時
2011年 6月16日(木)
(会場受付開始 15:00−)
本会
名刺交換会
15:30 - 17:30
17:30 - 19:00
早稲田大学 井深大記念ホール
(東西線早稲田駅 徒歩9分)
地図 
15:30-15:40
 ご挨拶
  早稲田大学 IT戦略研究所 所長、大学院 教授、
  早稲田大学 ビジネススクール MBA/MOT プログラムディレクター
  当フォーラム代表幹事  根来龍之
15:40-16:25
 講演
『顧客志向の新製品開発』
  関西大学 商学部 教授
  ワシントン大学 ビジネススクール連携教授
  日本商業学会 国際企画委員長
  EIASM IPDM Scientific Committee Member
  川上智子様

 「顧客の声」にいかにして耳を傾け、新製品を成功に導くか。
  製品開発の最重要課題を、マーケティングとR&Dの部門間関係と
  顧客情報の利用に焦点を当てて定性的・定量的に考察し、
  顧客志向の可能性と限界を明らかにします。
16:25-17:10
 講演

『市場づくりを忘れてきた日本へ:
  - モノ作り」より「商品作り」で負けた日本:
     サムスン流マーケティングの強さ -』

  株式会社コムセル 代表取締役 飯塚幹雄様

  世界大不況の下、それでもなお日本企業はグローバルマーケットに
  向かって進み行くしか道はない。これまで日本企業が行ってきた
  アメリカ向け、中国向けといった「点」で攻めるマーケティング戦略
  ではなく、10年間サムスン・エレクトロニクスと共に歩んできた
  全球型グローバルマーケティングのノウハウをお話します。

17:10-17:30
 質疑応答
川上智子様、飯塚幹雄様
モデレーター 根来龍之
17:30-19:00
名刺交換会・懇親会
『メンバー名刺交換会』
引き続き、会場を3階に移動して行います。


 

講師略歴 (敬称略, 講演順)
川上 智子 (かわかみ ともこ)
関西大学 商学部 教授
BLSP(ビジネスリーダー特別プログラム)委員長
ワシントン大学ビジネススクール連携教授
日本商業学会 国際企画委員長
EIASM IPDM Scientific Committee Member
博士(商学)
 

1988年大阪大学文学部文学科国文学専攻修了。

精密機械メーカー研究所勤務後,

1997年大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程,

2000年神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。博士(商学)。

同年,関西大学商学部着任。2009年より現職。

2003年度・2007年度ワシントン大学客員研究員。

現在,ワシントン大学ビジネススクール連携教授を兼務。

専門は日本企業経営,マーケティング論,技術生産管理論,

イノベーション・マネジメント論他。

 

2006年に著書『顧客志向の新製品開発:マーケティングと技術のインタフェイス』で

日本商業学会賞・日本経営学会賞を受賞。

『病院組織のマネジメント』『実践ビジネスプラン』他,共著書多数。

日本マーケティング大賞審査員,

日本マーケティング協会マスターコース・アカデミック・アドバイザー。
 


飯塚 幹雄(いいづか みきお)
株式会社コムセル 代表取締役・プランナー

世界各国のマーケティング手法を日本へ。
そして、日本のマーケティングを世界へ。

日本大学芸術学部卒業後、(株)システムコミュニケーションズ入社。

マーケティングとセールスプロモーションの基本を習得し、

1980年コムセルを創業。

83年から約3年間ニューヨークを拠点に日本企業の広告制作に携わる。

85年からは、日本の家電メーカーをクライアントに中国、東南アジアにおいて

マーケティング・プロモーションを中心としたフィールドキャンペーンを展開。

そして2000年には、韓国最大の家電メーカーSamsung Electronics社の

グローバル戦略に従事。

主なプロジェクトカテゴリーはモバイルフォン、LCD-TV、PDP-TV、PC、

エアーコンディショナー、冷蔵庫、掃除機、調理器、トータルSamsungプロジェクト、

ブランドショップ企画、家電量販店出店・改装計画、

アルコール飲料ローンチング企画、コスメティックス、ファッション、

食品、トイレタリーズ、自動車、テレコミュニケーション会社、

銀行・証券・保険会社・メディア、ブロードキャスティング会社、

コンベンション企画、等、様々なマーケティングコミュニケーション・

プロジェクトに参画。

これまで担当した地域は、日本、北米、中国、インド、タイランド、マレーシア、

シンガポール、インドネシア、ベトナム、全ヨーロッパ、ロシア、南米、

オセアニア、中近東、南アフリカ等ほぼ全世界に及ぶ。

特に近年の活動はインド・東南アジア・ヨーロッパエリアが多くなっている。

受賞
コマーシャルアド(日本)/ マンスリー・ベスト・アド
日本サムスン国内向け液晶テレビカタログ/
 カタログ・オブ・ジ・イヤー(グローバル)スペシャル・プライズ
Samsung Electronics U.S向け電子レンジ・カタログ/
 カタログ・オブ・ジ・イヤー(グローバル)グランプリ
Samsung Electronics Best Agency of the Year
iF communication design award 2007
International Business Award 2008
 

著書
「市場づくりを忘れてきた日本へ。」 2009年4月
 


根来 龍之 (ねごろ たつゆき)
早稲田大学 IT戦略研究所 所長、大学院 教授、

早稲田大学ビジネススクール<経営戦略 とIT>モジュール責任者

1952年三重県生まれ.京都大学卒業(社会学専攻),
慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA).
鉄鋼メーカー,英ハル大学客員研究員,文教大学などを経て現職.
経営情報学会会長,Systems Research誌Editorial Board,国際CIO学会誌編集長,
CRM協議会副理事長.
主な著書に,『代替品の戦略』(東洋経済新報社),
『mixi と第二世代ネット革命』(編著,東洋経済新報社),
『デジタル時代の経営戦略』(共著,メディアセレクト社),
『ネットビジネスの経営戦略』(共著,日科技連出版社),
『ERPとビジネス改革』(共著,日科技連出版社),
『製薬・医療産業の未来戦略』(共著,東洋経済新報社),
『経営戦略と企業革新』(共著,朝倉書店),
『オープンパートナーシップ経営』(共著,PHP)、
『資源ベースの経営戦略論』(共訳,東洋経済新報社)など.
http://www.waseda.jp/prj-riim/