イベント

第7回 インタラクティブ・ミーティング

テーマ
『技術戦略と日本企業の競争力再生:デスバレー現象の克服』

高い技術力を国際的な競争力に転換できないことが、日本の産業が長期間低迷する一因になっています。80年代の米国では基礎研究と事業化のはざまの投資不足によって、 研究成果が最終製品に結実せず、産業競争力の深刻な低下を招きました。しかし、現在の日本では、米国の場合とは原因を異にした日本型デスバレー(死の谷)というべき現象が生じています。

15:30-15:35
ご挨拶
『ご挨拶・フォーラムのご紹介』
早稲田大学IT戦略研究所長、大学院商学研究科教授 根来龍之
15:35-16:25
基調講演
『日本型デスバレーと技術戦略の再構築』
三菱総合研究所 産業政策研究部 主任研究員 石川健
16:25-17:15
研究講演
『技術戦略と日本企業の競争力の再生』
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科助教授 東出浩教
17:15-18:00
『質疑応答・自由討論』
石川健、東出浩教  モデレータ:根来龍之
18:10-20:00
メンバー懇親会
同会場の3階にて行います
開催日時
2004年10月 7日(木)
本会
懇親会
15:30-18:00
18:10-20:00
早稲田大学 国際会議場
井深大記念ホール  地図
参加資格
フォーラムメンバー限定
(代理・同行参加は、規定により課長以上の役職者に限ります。)
参加費
無料
今回は、マイクロソフト様にご支援いただき、懇親会も無料です。
講師略歴(敬称略, 順不同)
石川 健
石川 健

株式会社三菱総合研究所 産業政策研究部 主任研究員。
横浜国立大学大学院環境情報研究員、客員助教授。

1987年東京大学工学部卒業。同年三菱総合研究所入社。
官公庁の政策立案や企業経営の戦略策定に関わり、生命保険会社企画部研修、ネットベンチャー企業社外取締役などを経て現職。企業経営における事業イノベーション戦略、国・地域における制度設計による産業イノベーション政策が専門。


東出 浩教
東出 浩教

早稲田大学大学院アジア太平洋研究科 助教授

1985 慶應義塾大学経済学部卒業
1985 鹿島建設株式会社入社
1992 英国ロンドン大学インぺリアルカレッジ卒, MBA(経営学修士)取得
1998 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科、講師
2000 英国ロンドン大学インぺリアルカレッジ, Ph.D(経営学博士)取得
2002 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科、助教授

研究テーマ:
ベンチャーキャピタル投資における投資後活動のマネジメント、ベンチャー創出における創造力とコンフリクトのマネジメント、ベンチャーのマイクロ戦略

主要著書・論文:
『ベンチャー企業の経営と支援 改訂版』(共著)日本経済新聞社 2000年、『ベンチャーキャピタリスト・起業家チーム間におけるコンフリクトの帰結』(英文)、『コンフリクトが建設的に作用する、もしくは有害となる局面・ベンチャーキャピタリスト・起業家チーム間からの示唆』(英文)、『オーナーマネージャー:人口学的特徴の分類およびアドバイス・アシストの源泉』(英文)、その他バイオベンチャーの戦略などに関連するものも含め論文多数


根来 龍之
根来 龍之
早稲田大学IT戦略研究所所長、大学院商学研究科MBAコース教授

1952年三重県生まれ。京都大学卒業(社会学専攻)。慶應義塾大学経営管理研究科(MBA)修了後、鉄鋼メーカー、英ハル大学客員研究員、文教大学教授などを経て、現職。経営情報学会誌前編集長。組織学会理事。CRM協議会副理事長。Systems Research誌Editorial Board。
主な著書に『代替品の戦略』(東洋経済新報社)、『デジタル時代の経営戦略』(メディアセレクト、監修)、『オープンパートナシップ経営』(PHP、共著)、『ネットビジネスの経営戦略』(日科技連、共著)、『ERPとビジネス改革』(日科技連、共著)などがある。

井上 達彦
井上 達彦

早稲田大学IT戦略研究所副所長、商学部・大学院商学研究科 助教授

横浜国立大学経営学部卒業(1992)、神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了(1997)、経営学博士(神戸大学)。駿河台大学経済学部、大阪経済大学経営学部、広島大学大学院社会科学研究科マネジメント専攻助教授を経て現職 。著書として、『情報技術と事業システムの進化』 (1998,白桃書房)などがある。


*講師、講演内容は、変更になる場合があります